何かしようとしても、どうしても自信がなくて先に進めないということがあると思います。
では、自信がないということの原因は何なのか考えてみましょう。
準備ができていないという場合。
このことを解消するには、準備作業を始めればいいだけなのですが、なぜかやる気が起きなかったり、別のことに手をつけて、肝心のことがおろそかになったりするということがあります。
起こりうる問題点を考える
その場合、今やろうとしていることを実行したときに起こる可能性のある「問題点」を考えてみることをお勧めします。
なぜかというと、もし自分がそのことを実行すると自分に何らかの支障が起こりそうだと無意識が判断している場合、どうしても実行する方向に気持ちが行かないことがよく起こるからです。
ですから、今、「自信がなくて進めないけれども、本当はやりたいと思っている」その内容が、実現したときに起こること、良いこと、悪いこと、すべての可能性を考えてみてください。
あなたは、無意識にその結果を避けている可能性があるのです。
他者の価値観を自分の潜在意識下に取り込んでしまい、自分の価値を認められなくなっている場合。
(これについては、⇒「 自分の中に取り込んでしまった他者の価値観を捨てる 」という記事でも書いているので、参考にしてください。)
これは、幼い頃に親や教師などの大人からかけられた言葉によって、自分の価値を認められなくなってしまっている場合です。
自分自身がこのことに気づく必要がある
この場合は、そのことにあなた自身が気づくことが非常に重要になります。そして、それに気づくことができれば、「どうして今まで、こんなことで悩んでいたのか!?」と思うようになるでしょう。そして、自分の本当の価値に気づくことができるはずです。
何をしても上手くいかないような気がするという人は、2つめの他者の評価を内在化してしまっている可能性が高いと言えますから、一度、そんな経験がなかったか考えてみるのもいいでしょう。
あなたの価値を貶めているような他者の視点があるなら、ぜひともここで捨ててほしいと思います。
常森さつき