人は一人で生きていけないものだから、どんな人でも誰かとコミュニケーションしながら生きていると思うのですが、そんななかで、どうしようもなく傷つく一言を言われてしまうことがあるのかもしれません。そんなとき、どんな風に考えたらいいのか、お伝えしたいと思います。
あなたのアンチは何人ですか?
自分を好きな人が「ファン」で、嫌いな人が「アンチ」だとすると、その「アンチ」はいったい何人いるのでしょうか?
よく考えてみてください。「アンチ」の人の数って、すごく少なくなかったですか?
実は、たった1人じゃなかったですか??
少ないのに強烈な「アンチ」インパクト
たった1人しかいなくても、その人から言われた言葉や意見がまるで全部正しいような気がして、自分を全否定された気持ちになってしまいます。
これは案外、よくあることなんです。良いことは気づきにくく、悪いことほど強烈なインパクトがある。まるで、ダメ人間のレッテルを張られたくらいのインパクトがあります。
99%は、あなたの「ファン」ですよ
でも、よく考えてみてください。あなたの周りの人全員があなたの「アンチ」ですか?
違いますよね。99%はあなたの「ファン」だと思うのです。10人友達がいて、1人と仲良くできなくても、90%はあなたの「ファン」ですよ。それでいいではありませんか。
「アンチ」の存在とあなたの価値とは関係がない
誰かと意見が合わなかったり、非難されたとしても、そのこととあなたの価値はイコールでは結ばれない。あなたは称賛される場合もあれば、非難されることも少しはあるかもしれない。
仲の良い人もいれば、上手くいかない人もいるかもしれない。でも、そのこととあなたの価値はイコールでは結ばれない。上手くいかない人との関係があると自分の価値が下がるなんて考える必要はないのです。
褒められる自分には価値があって、批判される自分には価値がないという思い込み
誰かから褒められるから価値があるのではありません。あなたは、そこに存在することだけで価値があることを思い出してください。
他人との関係を自分を承認するかどうかを決める基準にしてはいけないのです。
常森さつき